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2013年12月17日更新

下水道使用料改定について

平成26年4月1日使用分から下水道使用料が変わりました

下水道は、家庭や工場から排出される汚水・雑排水を地下に埋設してある下水道管を通し、処理場に集め、きれいな水として川や海に流すものです。本市においても、汚水・雑排水をきれいな水にすることで川や海といった水環境を良好にし、安全で清潔な生活環境を提供しており、第4次沼津市総合計画において環境にやさしいまちづくり実現のための主要事業の一つとして位置づけています。
しかしながら、本市の平成24年度末における下水道普及率は55.7%で、全国平均の76.3%や静岡県平均の60.3%に及ばず、また、近隣他市と比べても低い水準にあり、都市機能は十分に満たされておりません。今後も引き続き、普及率の向上のための下水道管整備、さらには施設の耐震化や長寿命化を継続的に推進していく必要があります。
このような中、下水道事業の経営状況は平成22年度から赤字決算となっており、下水道整備費はおろか、下水道処理施設の維持管理費も賄えない状況にあります。
このため、今後も経費削減に努めてまいりますが、適正な汚水処理や計画的な事業推進に影響が出る恐れがありますので、下水道使用料の改定をいたします。
利用者の皆様にはご負担をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

使用料改定の経緯(改定の理由)

受益者負担の適正化を図ります

使用者が特定される下水道においては、維持管理に関する経費(一般会計負担分を除く)については、下水道使用料で賄うべきであるとされておりますが、沼津市においては使用料収入だけでは賄いきれず、不足する部分については、一般会計からの繰入金によって補てんされています。つまり、赤字分に税金等が投入されており、下水道をお使いになられている方とそうでない方との間に不公平が生じています。
今回の改定では、こうした不公平を是正し、受益者負担の適正化を図ります。
なお、平成24年度決算では、下水道使用料収入が約11.0億円、汚水処理費用が約24.4億円で、約10.7億円分を一般会計からの補助金などで補てんするなどしましたが、約2.3億円を赤字計上しています。

平成24年度の維持管理に関する収支は

平成24年度の維持管理に関する収支
※汚水処理費は総費用から一般会計が負担すべき経費を差し引いております。

また、1立方メートルあたりの汚水の処理でみても、平成24年度決算において、使用料で賄うべきとされる経費は約173円であるのに対し、使用料収入は約78円で、1立方メートル処理すると約95円の差が生じており、収入と支出のバランスを著しく欠いてしまっている状況です。

普及率の向上と下水道施設の長寿命化・耐震化は

下水道は、公共用水域の水質保全や市民の快適な生活を支える基幹的な施設であり、計画的に整備を進めていく必要があることから、第4次沼津市総合計画において、主要事業の一つとして位置づけています。しかしながら、本市の下水道普及率は、全国的にみると依然として低い水準にあることから、積極的に下水道整備を図る必要があります。また、終末処理場や下水道管などの老朽化への対応や、大規模地震に備え、施設の耐震化が課題となっており、計画的に対策を講じていかなければなりません。

液状化による地下水の噴出
(東日本大震災時:千葉県)

マンホールの浮上
(東日本大震災時:千葉県)

大変厳しい経営状況です

このような中、平成22年度に維持管理に係る経費が赤字となってしまい、このままでは平成30年度には累積欠損金が約31億円にまでなってしまう見込みです。このため、平成7年以来19年ぶりに下水道使用料を改定します。

審議会・市議会で審議されました

下水道使用料の改定にあたり、学識経験者や公募委員で組織する「沼津市水道料金、下水道使用料等審議会」を平成25年5月から5回にわたり開催し、使用料の適正価格について検討していただきました。その結果、5年間の維持管理に関する収支がほぼ±0程度になると見込まれる、下水道使用料を平均39.6%の改定を行う必要があると答申(PDF:313KB)がなされました。さらに付帯事項として、【1】定期的な下水道事業の経営状況、使用料の見直しの検討の場の設置、【2】計画的な事業の実施と市民サービスの向上、【3】下水道事業に関する情報提供の強化、水洗化率の向上、【4】経費削減、【5】使用料改定の周知を行うことが求められました。
また、これに基づき、沼津市議会平成25年11月定例会において、下水道使用料改定の条例改正議案が議決されました。

更なる企業努力で

これまで、業務の委託化による維持管理経費の削減や、事務の効率化による経費縮減に努めるとともに、組織の見直しによる職員の削減など人件費の削減にも努めてまいりました。
今後につきましても、民間に任せられるものは民間に委託するなど、経営の一層の効率化を推進し、計画的に下水道の整備を進めてまいります。

定期的な検討の場を設置します

経営状況や今後の予定など、下水道事業全般について、市民の皆様の意見を反映させてまいります。
このため、下水道事業経営について市民を交えた検討会を開催するとともに、下水道使用料についても概ね5年毎に審議会を開催し、ご意見やご提言等をいただきながら健全経営に努めてまいります。

料金改定の内容

今回の改定では、平成26年4月1日から下表のとおりになります。

新旧下水道使用料の比較(2ヶ月分)

排除汚水量(m3 下水道使用料(円) 排除汚水量(m3 下水道使用料(円)
   
20まで 1,500 2,100 110 8,520 11,880
25 1,875 2,625 120 9,340 13,020
30 2,250 3,150 130 10,160 14,160
35 2,625 3,675 140 10,980 15,300
40 3,000 4,200 150 11,800 16,440
45 3,385 4,735 160 12,620 17,580
50 3,770 5,270 170 13,440 18,720
55 4,155 5,805 180 14,260 19,860
60 4,540 6,340 190 15,080 21,000
65 4,935 6,890 200 15,900 22,140
70 5,330 7,440 300 24,400 33,940
75 5,725 7,990 400 32,900 45,740
80 6,120 8,540 500 41,400 57,540
85 6,515 9,090 600 49,900 69,340
90 6,910 9,640 700 58,400 81,140
95 7,305 10,190 800 66,900 92,940
100 7,700 10,740 900 75,400 104,740

※排除汚水量の単位は立方メートル

静岡県内で平均的な下水道使用料体系となります

各自治体によって下水道使用料体系は様々であり、一概に比較はできませんが、本市の平成24年度決算における2ヶ月分の一般家庭の平均処理汚水量43立方メートルで静岡県内各市と比較すると、平均的な使用料体系となります。

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このページに関するお問い合わせ先

水道部水道総務課

〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
TEL:055-934-4851
FAX:055-931-8101
E-mail:suido-so@city.numazu.lg.jp

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