沼津ふるさと応援隊コラム

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- 令和8年3月26日
ガラス工芸体験レポ by moko
沼津で、ガラス工芸の世界に触れる体験をしてきました。
訪れたのは、落ち着いた雰囲気の工房が魅力の兒島硝子さん。
今回体験したのは、オリジナルのグラス作り。
工房に足を踏み入れると、ガラスならではの静かな緊張感と、
どこかあたたかみのある空気が広がっていて、
「これから自分で作るんだ」という高揚感がじわじわと湧いてきます。
体験は、店主様がマンツーマンで進行してくださいます。
最初に工程の説明を受けたあと、実際の作業へ。
ガラスは高温で扱うため難しそうな印象がありましたが、
一つひとつの動作を丁寧に教えてくださり、
タイミングも声をかけてリードしてくださるので、
自然と手が動いていくような安心感がありました。
特に印象的だったのは、常に見守ってくださる距離感。
「ここで回します」「少し息を止めて」など、
絶妙なタイミングで声をかけてくださるので、
初めてでも戸惑うことなく進めることができます。
“体験させてもらう”というより、
“一緒に作り上げていく”ような感覚があり、
その時間自体がとても贅沢に感じられました。
制作の中で楽しいポイントのひとつが、ガラスの色選び。
いくつかの色の中から、自分の好みで選ぶことができます。
シンプルな色合いにするか、印象的なカラーにするか、
完成したときの姿を想像しながら選ぶ時間もまた、
この体験の醍醐味のひとつです。
今回は“推しカラー”を選んでみましたが、
それだけで完成がより楽しみになりました。
成形の工程では、熱したガラスが少しずつ形を変えていく様子を間近で見ることができ、
素材が“作品”へと変わっていく瞬間に立ち会えるのも魅力です。
自分の手の動きがそのまま形に反映されるので、
緊張感と同時に、ものづくりの面白さをしっかりと感じることができました。
そして受け取ったグラスは、まさに“自分だけの一品”。
形や色合いにほんの少しの個性が残っているのも、手作りならではの魅力に感じられました。
体験した時間や、そのときの空気まで思い出せるような、特別な存在になりそうです。
沼津で体験できるガラス工芸として、
職人の技に触れながら、自分自身の手で作品を生み出す時間。
そのどちらも味わえる、貴重な体験でした。


