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2007年7月1日更新

牧堰(まきせぎ)

牧堰

牧堰は、鮎壺の滝の300m上流において黄瀬川の水を分水する堰で、市内北小林地内で取り入れ、ほぼ狩野川、黄瀬川、岡宮東間門を結ぶ線、愛鷹山麓で囲む地域の水田の灌漑用水を供給し、いわば沼津を養い育てた母親であるといえよう。

慶長7年(1602)、岡宮東間門以東15ヵ村の組合につくられ、その後正保年中には門池を補助貯水池としながら 397町歩の水田を潤した。牧堰の水の多寡は農民の生活、生命に直結するものであったから、干魃時には川下の本宿堰や大岡と沼津宿などの間で水争いが起き、順番に水を配る番水や夜通し水路を見張る番小屋が建てられたりしたが、ときには流血の惨事すら起こることもたびたびであった。

しかし、大正以後沼津付近に資本主義産業が発達するにつれ水田はしだいに減少し、とくに昭和30年以降は急速にその機能を失いつつある。

牧堰

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