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第2回高尾山古墳国史跡指定意見具申書作成委員会議事録(概要)

2022年4月13日更新

開催日
令和4年1月22日(土曜日) 10時30分~15時30分
開催方法
明治史料館/高尾山古墳
会議参加者(敬称略)
委員:滝沢 誠、若狭 徹、禰冝田 佳男
オブザーバー:高瀬 要一、溝口 彰啓(静岡県)、近江 俊秀(文化庁・オンラインにて参加)
事務局:林 敬博、鶴田 晴徳、木村 聡、野田 昂平(文化振興課)
道路建設課:宮地 重幸、佐々木 陽三(オンラインにて参加)

会議概要

  • あいさつ
    林文化振興課長より、教育長が本来出席して委嘱状を渡す予定であったが、所用により欠席であることを伝え、あわせて高尾山古墳及び沼津南一色線の重要性の紹介と高尾山古墳の国史跡指定を目指すにあたり先生方の意見を求めたい旨を述べた。
  • 委嘱状交付
  • (都)沼津南一色線整備設計の概要
    事務局説明に対し、沼津南一色線の道路設計進捗の概要、史跡指定範囲案、橋梁工事に伴って発生する保護工事、将来的な調査や史跡公園のあり方について長期的な視点をもって検討するよう意見があった。
  • 史跡指定範囲案の現地実査
    委員・オブザーバーと共に史跡指定範囲案の現地確認を行った。現地では以下の意見があった。
    ・神社地下の地下遺構のありかたや古墳西側の復元を長期的な視点で検討。
    ・電気室のあり方については、極力古墳への眺望を阻害しないようするべき。
    ・古墳整備の広報活動をこれまで以上に行うことを希望する。
  • 高尾山古墳意見具申書内容検討
    事務局より意見具申書に記載すべき案を示した。前回の委員会で近江文化財調査官から古墳の内容については1ページ程度にまとめてほしいとあったため、これに基づき原案を作成した。意見具申書案について、古環境、古墳の詳細データの確認、保存に至る経緯、今後生じる現状変更内容(道路工事)、古墳整備に至るまでの課題の整理、古墳活用の将来の計画などに意見が出た。
  • 今後のスケジュールについて
    事務局より、今後のスケジュール案を示し、意見具申書作成委員会としているが、実質的に次回からは、道路工事とのスケジュールの関係から保存活用計画や保護工事の設計を意見具申書作成と並行して進めていくことを説明した。

委員長まとめ

  • 工事内容については、引き続き古墳の活用も見据えて調整を続けること。
  • 法面等の保護工事も古墳の整備に踏み込む形なので、体制も含めて検討すること。
  • 意見具申書の記載内容も委員意見を受け止めて検討すること。特に古墳の価値について、市の考えを打ち出し、よりよい意見具申書とするようにしてもらいたい。

以上をもって第2回高尾山古墳国史跡指定意見具申書作成委員会を閉会とした。

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