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プラスチック製容器包装のリサイクルについて(組成分析結果)

2018年11月30日更新

沼津市では、週に1度収集している『プラスチック製容器包装』について、(公財)日本容器包装リサイクル協会に引き渡し、同協会が契約したリサイクル事業者でリサイクルしています。
このことにより、『プラスチック製容器包装』についても資源としてリサイクルされるだけでなく、(公財)日本容器包装リサイクル協会で行うリサイクルの費用を、『プラスチック製容器包装』を商品販売のために製造・使用している事業者が負担(平成25年度は費用の99%)していることから、資源循環にかかる市の費用負担が大幅に抑えられます。
また事業者の費用負担は、使用する『プラスチック製容器包装』の量に応じて増減するため、事業者は積極的に『プラスチック製容器包装』の減量に努めるようになり、結果的に本市だけの話でなく、日本国内全体における『プラスチック製容器包装』減量につながります。
そのため市では、今後も積極的に『プラスチック製容器包装』を分別収集し、(公財)日本容器包装リサイクル協会で行うリサイクルを推進したいと考えています。

(公財)日本容器包装リサイクル協会の『プラスチック製容器包装』引き取り基準

この(公財)日本容器包装リサイクル協会に、収集した『プラスチック製容器包装』を引き取りしてもらうためには、厳しい基準を満たさなくてはならず、基準として、

  • 『プラスチック製容器包装』以外のものや、汚れが付着したものなどを『異物』とし、異物の混入が10%未満であること
  • 発火の危険性のある、ライター・スプレー缶・乾電池などや、けがをする危険性のある、刃物・カミソリなど鋭利な物、注射器及び注射針・点滴セットのチューブなど医療系廃棄物が混入していないこと

などが定められています。この基準を満たせず、引き取り拒否された場合は、市独自で処理しなければならず、そのための費用負担は莫大なものになります。
事実本市でも、平成19年度に基準を満たすことができずに引き取りを拒否され、市で処理することが困難であることから、処理の委託先の選定及びその費用確保に大変苦慮した経緯があります。
その後、市内全域における説明会などを通じて、市民の皆さまにプラスチック製容器包装の分別について説明し、ご協力をいただいたことで、基準を満たすことができたことから、(公財)日本容器包装リサイクル協会による引き取りが再開され、現在まで継続されています。

収集後の『プラスチック製容器包装』の流れ

市民の皆さまが排出した『プラスチック製容器包装』は、収集車で収集した後、機械により袋から中身を出して『異物』を取り除きます。最終的には職員の手作業により、残った『異物』を取り除き、(公財)日本容器包装リサイクル協会へと引き渡します。こうして『異物』を除去することで、ほとんどの『異物』が取り除かれますが、それでも100%除去することは不可能です。
現在手作業で『異物』を除去している職員は6~8人で、この人数で20万人を超える市民が排出する、年間2,454t(平成28年度排出量)、1日あたりでは6.7トン以上の『プラスチック製容器包装』全てをチェックし、『異物』を取り除いています。
6~8人という少ない人数による作業で、引き取り基準を満たす水準を維持できているのは、作業にあたる職員の力によるところもありますが、市民の皆さまが『プラスチック製容器包装』の分別を徹底してくださっているからです。
もし市民の皆さまによる『プラスチック製容器包装』の分別が徹底されなくなったとしたら、現状の体制では(公財)日本容器包装リサイクル協会の引き取り基準を満たすことができなくなる可能性が高く、引き取り拒否されればその処理費用は莫大なものとなってしまいます。また引き取り基準を満たすために、職員を増員するなど、『異物』を除去する体制を強化する必要が生じ、その費用がかさむことが考えられます。
そこで、『分かりにくい』『めんどうだ』というご意見はあるものの、市民の皆さまに分別の徹底について、ご協力をお願いしています。

  • 手作業による『異物』除去

    手作業による『異物』除去

  • 手作業による『異物』除去

    手作業による『異物』除去

『組成分析』について

(公財)日本容器包装リサイクル協会に引き渡した『プラスチック製容器包装』は、年一回(公財)日本容器包装リサイクル協会による『プラスチック製容器包装ベール品質評価』を受け、引き取り基準を満たしているか検査されます。この一回だけの検査で、引き取りの可否について、大きく判断されてしまうことになります。
そこで市では、(公財)日本容器包装リサイクル協会へと引き渡しする『プラスチック製容器包装』について、引き取り基準を満たしているかどうか、普段から状況の把握をするため、(公財)日本容器包装リサイクル協会で実施される検査と同様の『組成分析』検査を隔月実施しています。
組成分析では、(公財)日本容器包装リサイクル協会に引き渡す状態の『プラスチック製容器包装』(ベールと呼ばれるキューブ状に梱包されたもの)から一定量を抜き取り、床に広げた状態にして、混入している 『異物』を拾い出します。拾い出した『異物』を『汚れが付いているもの』『ペットボトル』『容器包装以外のプラスチック』などに分け、それぞれの重さを量り、全体量に占める比率を算出します。また併せて、ライターやカミソリ、医療系廃棄物など『禁忌品』の混入がないか確認をします。

  • プラスチック製容器包装のベール

    プラスチック製容器包装のベール

  • 『異物』の拾い出し状況

    『異物』の拾い出し状況

組織分析詳細
分類 重量(キログラム) 割合(%)
プラスチック製容器包装   ※1
異物 汚れの付着したプラスチック製容器包装    
異物 指定収集袋    
異物 PET区分の容器    
異物 他素材容器包装(缶、ビン、紙製容器包装)    
異物 容器包装以外のプラスチック製品等    
異物 事業系廃棄物    
異物 その他    
禁忌品(個数)※2
  • ライター、スプレー缶、乾電池など発火の危険性がある物
  • 刃物、カミソリなど鋭利でけがをする危険性のある物
  • 注射器及び注射針、点滴セットのチューブなど医療系廃棄物
   

※1 この割合が90%以上であること
※2 禁忌品の混入がないこと 

『組成分析』結果について

組織分析結果 割合(%)
分類 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
プラスチック製容器包装 97.6 95.5 96.6  
異物 汚れの付着したもの 0.7 1.4 1.1  
異物 指定収集袋 0.0 0.0 0.0  
異物 PET区分容器 0.1 0.7 0.5  
異物 他素材容器包装 0.1 0.2 0.0  
異物 容器包装以外プラ 1.0 0.7 1.1  
異物 事業系廃棄物 0.0 0.0 0.0  
異物 その他 0.5 1.4 0.8  
禁忌品(個数) 0 1 2  

11月22日(木曜日)に実施した組成分析では、適正なプラスチック製容器包装の割合は96.6%でした。
今回は、プラスチック製容器包装でも汚れが落とされていない状態のものや、割りばし、ストロー等の容器包装ではないプラスチック製品の混入が目立ちました。そして、残念ながら禁忌品であるライター・乾電池の混入が発覚しました。
電池類については、プラスチック製容器包装のリサイクル事業者における発火事故につながってしまいますので、誤った出し方をしないようお願いします。
プラスチック製容器包装の日に捨てることができるものは商品の容器や包装類で、基本的に「プラマーク」がついているものです。商品を消費するときや捨てる前に、表示を確認するようにしましょう。

※『組成分析』の実施回数の変更について
平成26年度下半期より隔月で実施しておりました『組成分析』ですが、適正なプラスチック製容器包装の割合は、市民の皆さまのご協力により、毎回安定して90%台を保っています。この結果を鑑み、平成29年度より『組成分析』は3ヶ月に1度の実施に変更いたしました。今後も適正な分別にご協力ください。

このページに関するお問い合わせ先

生活環境部ごみ対策推進課

〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
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ファクス:055-934-3045
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