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ダンボールコンポストの活用

2025年8月13日更新

ダンボールコンポストとは

ダンボールコンポストは、微生物の力を利用し、家庭で出る生ごみをダンボール箱の中で堆肥化する、生ごみ処理方法の1つです。

通気性・保水性に優れたピートモスと消臭効果もあるくん炭を混ぜ合わせ、そこに生ごみを投入すると、好気性の微生物が生ごみを分解します。省スペースで電気を使わず、基材の価格もお手頃。

こちらで紹介するやり方は、約50キログラムの生ごみ処理を見込んでいて熟成期間を設けた後、堆肥として使うことができます。

燃やすごみの半分近くを占める生ごみ。ダンボールコンポストで生ごみの排出削減に取り組んでみませんか。

ダンボールコンポストの作り方・使い方

必要なもの

  • ダンボール箱 1箱(厚手のもの)
  • 新聞紙(朝刊2日分)
  • 基材(ピートモス・くん炭)
  • ガムテープ
  • コンポストキャップ(Tシャツ・タオルなど)
  • 必要なものの写真

    こちらで使用しているのは、
    ダンボール箱(みかん15キログラム用)、
    ピートモス10リットル、
    くん炭12リットル
    ※内容量は店舗によって取り扱いが異なります。

  • 使用推奨のダンボール

    ダンボールはこの図のように2重になっているものの方が長持ちします。

あると便利なもの

  • 風通しのよい台(すのこ・網目状の台など)
  • 基材を混ぜるもの(スコップや手袋)
  • 温度計
  • はかり
  • 虫よけスプレー(網戸にかけるタイプ)
  • 分解促進剤(米ぬか・廃食油など)
  • 不織布など通気性のある布やバッグ

作り方

  • ダンボール箱を組み立てます。
    虫の侵入を防ぐため、箱の底・側面の隙間は、ガムテープでふさぎます。
作り方1
  • 新聞紙を底に敷き詰めたり、別のダンボール を切り取って敷くなどして、底を強化します。
作り方2
  • ピートモスとくん炭を3対2の割合でダンボール箱の中に入れ、水1リットル程度を少しずつ入れながら混ぜ合わせます。
作り方3
  • シーガルママ「基材を不織布や目の細かい洗濯ネット等に入れると、ダンボールへのダメージが軽減されます。」
  • 基材を不織布や目の細かい洗濯ネット等に入れた状態の写真
  • 虫の侵入を防ぐため、フタ・カバーでダンボール箱の上部を覆います。
    Tシャツの首と腕の部分を縫い合わせると簡単なカバーになります。無い場合は、タオルなどの布でフタの部分を覆い、ゴムバンド等でとめます。
作り方4
  • シーガルママ「布団や座布団などの収納袋(風通しのよい素材)でコンポスト自体を包み込むようにしてもいいですね。」
  • 布団や座布団などの収納袋でコンポスト自体を包み込んだ状態の写真

使い方【生ごみ投入編】

  • ダンボールコンポストは風通しの良い場所におきましょう。
    すのこやカゴトレーなどを使用すると、通気性も良くなります。
  • 生ごみ投入量の目安は1日500グラムです。
    水分が多いものは三角コーナー等で水切りしましょう。野菜など繊維質のものは刻んだ方が分解されやすいです。
使い方【生ごみ投入編】1
  • 生ごみを入れたらよくかき混ぜ、空気が中に入るようにします。
    生ごみを入れない日もできれば1回かき混ぜましょう。
    使ったスコップや手袋は容器内に入れたままにします。
使い方【生ごみ投入編】3

使い方【堆肥化編】

  • 基材がベタベタし、分解が進まなくなってきたら、生ごみ投入をやめ、1か月ほど熟成をさせます。
    熟成期間中は2・3日毎にかき混ぜ、たまに水を加えましょう。
    温度が上がらなくなったら堆肥の出来上がりです。
  • 出来た堆肥は3~4倍の土と混ぜて使いましょう。
  • すぐに使わない時は、乾燥させてビニール袋に入れて口を縛り保存します。

出前講座のご案内

講座にてダンボールコンポストの作り方、使い方を説明します。必要な資材は、市でご用意いたします。作成したダンボールコンポストはお持ち帰りいただきます。申し込み方法等詳しくは下記のリンク先をご覧ください。

  • シーガルママ「市内に在住、在勤、在学する10人以上で構成されたグループが対象です。」
  •  

このページに関するお問い合わせ先

生活環境部クリーンセンター管理課

〒410-0813 静岡県沼津市上香貫三ノ洞2417-1
電話:055-933-0711
ファクス:055-931-7724
メールアドレス:kuri-kan@city.numazu.lg.jp

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