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第1回懇話会概要

2010年6月23日更新

会議名
鉄道跡地利用検討懇話会(第1回)
所管課名
政策推進部政策企画課、沼津駅周辺整備部推進課
開催日時
平成22年5月10日(月曜日)13時30分~15時15分
開催場所
沼津市水道部庁舎 3階会議室
出席者
委員:岡本委員、加藤委員、木戸委員、工藤委員、髙木委員、竹内委員、椿委員、中山(勝)委員、西島委員、星谷委員
事務局等:栗原市長、土屋技監、内村都市計画部長、加藤沼津駅周辺整備事務局長、後藤政策企画課長、梶推進課長、川口市街地整備課長、間宮商工振興課長
公開・非公開の別
(非公開の場合はその理由)
公開
傍聴定員
 
会議次第
  • 開会
  • 市長挨拶
  • 委嘱状の交付
  • 会長及び副会長選出
  • 懇話会の進め方について
  • 関連事業及び関連計画について
  • その他 (今後のスケジュール)第2回懇話会の開催について
  • 閉会
(終了後、鉄道跡地予定地の現地視察を実施希望者のみ)
議事の概要
  • 役員選出
    会長に竹内委員、副会長に髙木委員がそれぞれ選出された。
  • 懇話会の進め方等について
    懇話会は、4回程度の開催を予定し、本年度中に、鉄道跡地に期待する機能などについてとりまとめ、市長に提言する。
事務局の説明後、会長の進行により、各委員が沼津駅周辺のまちづくりに対する意見等を述べた。
(※意見の概要は下記のとおり)
配布資料等
  • 懇話会設置要綱
  • 委員名簿
  • 懇話会の進め方
  • 上位計画の説明資料
    (第3次沼津市総合計画、都市計画マスタープラン、沼津市中心市街地活性化基本計画)
  • 鉄道跡地予定地の説明資料
    (鉄道跡地予定地概要、沿線各地区のゾーニング、市民アンケート結果、沼津駅周辺土地区画整理事業パンフレット)

意見の概要

  • 跡地利用を検討するということは、周辺の土地への影響も考えて議論していかなくてはいけない。例えばイーラde、富士急などが今回の対象地には含まれていない。商工会議所で提言された医療産業都市構想というものを踏まえて議論していかなくてはいけないのではないか。
  • 跡地だけでなく、駅前全体を考えていくことは重要で、医療産業都市構想についても大いに賛成である。そのために何ができるか考えなければならない。西武、富士急など商業施設を含めて考えていくべきであり、地権者にもそのような考えを伝えていく必要がある。
  • 沼津は東部の中核であり沼津駅は市民だけでなく東部地域の顔であると思うので、そのような視点から今後考えていきたい。
  • 対象地が入り組んでいる上に、区域を限定しすぎているという印象がある。駅の東側のエリアも検討していくべきではないかと思う。
  • 事業を行うにあたっては、区域を特定するというのは仕方ないのかもしれないが、跡地以外は白紙というのではなく、全体を見据えて議論していく必要がある。会長の意見にもあったエリアマネジメントというものが非常に重要で、まちづくりに対して継続的な取組をしていくことが必要である。また、公共施設設置だけでなく、民間の力も取り入れながら、より良いものを目指していく必要がある。
    東部地区のファルマバレー構想などとも関連して県知事も東部地区に医科系大学を作りたいと発言しており、国でも県でも健康福祉というものに力を入れている。
  • 既に区画整理が進んでいるところもあり、早く進めなければという焦りも感じている。どういうコンセプトでまちづくりをしていくか、現に動き出している中で難しいことでもあるが、大きなビジョンを考えていきたいと思う。
  • 都市開発によって今あるまちなみがなくなるところも出てくるが、また新しいまちのイメージが形成されることにもなる。イメージというのは、地権者だけでなく、住む人にとっても大きな資産であり、これらも考えて、今後進めていかなければいけない。
  • 施設をたくさん作って、中心市街地にだけ人が集まるようなものでは困る。周辺の商店街、飲食店等も活気付くようなものにしていかなくてはいけないと思う。
  • 今後、中心市街地にこれだけの土地が生まれることはないと考えているし、公共施設を作るのではなく、民間施設を作って、民設民営をやっていく。景観条例なども踏まえて、計画を立ててやっていく必要がある。
  • 大所高所からの議論と、地権者の個々の意向は分けて考える必要がある。また、鉄道跡地だけでなく、駅周辺総合整備事業区域全体、さらには区域外の周辺地域合わせても考えることが非常に重要である。鉄道跡地や中心市街地はあくまで引き金であって、それを核に沼津の街全体が活性化されるようにすることが大切である。東京丸の内を例にとって見ると、三菱地所さんをはじめとした大地主さんがいて、自らの資産の価値をより高めようとする協働の取組が日本を代表する素晴らしいオフィス街を形成し、日本の経済を引っ張っていく原動力になるという結果につながった。沼津駅周辺のまちづくりも同じことで、それぞれの地権者の資産価値を高めることと、駅周辺地区全体が良くなることが一体で実現するような方向性を見つけることが重要であり、それが結果として沼津の街全体の発展につながることになるはずである。鉄道跡地利用の考え方の最終的な出口・目標は、いかにそのような動きを作り出せるか、というところにあるのではないかと考えている。今後、このことを念頭に置きながら、議論を進めていきたいと考えている。

このページに関するお問い合わせ先

沼津駅周辺整備部推進課

〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4768
ファクス:055-934-2310
メールアドレス:suishin@city.numazu.lg.jp

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