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江浦横穴群(えのうらおうけつぐん)

2017年4月26日更新

江浦横穴群 地図

鷲頭山の南の斜面に古墳の一種である横穴群がある。
この横穴群は昭和22年以来何回か踏査されているが、残念ながら正式な発掘調査は行われていない。昭和50年、市教委により正式な分布測量調査が行われ、92基の横穴が確認されるとともに、上方に横穴式石室をもつ4基の円墳があることも判明した。

横穴とは、石室を岩に掘り込んだ古墳時代の墓の一種で、市内ではこの地域に特徴的なものだが、埋葬された当時の人々の集落は発見されていない。
横穴の大きさは、開口部が50センチメートル~1メートル前後、奥行きが1メートル~3メートル前後程のもので、凝灰岩をノミのような道具でほりこんで作られている。横穴の壁面をよく観察すると、ノミで削った痕跡を見ることが出来る。
この横穴群が造られた時代は、出土した須恵器から古墳時代の終わり頃と考えられ、直刀片(ちょくとうへん)や人骨が発見されたとも伝えられている。

昭和52年3月に県の指定史跡となっている。

このような横穴は、尾根を隔てた多比にも24基の横穴群の存在が確認されているほか、市内香貫山(霊山寺横穴)・内浦(三津横穴)等にも見られる。また、函南町柏谷(かしや)や伊豆の国市の北江間にも大規模な横穴群が見られ、ともに国指定の史跡となっている。

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