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松蔭寺(しょういんじ)

2017年11月16日更新

臨済宗の古寺で、歴史は約700年あり、江戸時代に白隠慧鶴が住職を務めた寺として知られている。現在は臨済宗白隠派大本山である。

白隠の父の叔父である大瑞宗育が慶安年間に復興し、5代目住職を白隠慧鶴が、次いで遂翁元盧が住職を務めている。 白隠は享保2年(1717年)に住職となり、享保3年、34歳の時、京都妙心寺の第一座となった。その後、松蔭寺には全国から雲水が訪れ、多くの僧がこの寺で修行したことが知られている。

白隠は明和5年(1768年)84歳で入寂し、この寺の境内に墓がある(県指定史跡)。また、松蔭寺には、白隠が岡山城主池田侯から贈られた備前焼のすり鉢を、台風によって裂けた松の枝の雨避けにかぶせたというすり鉢の松が有名であった。しかし、枯死したことから現在は伐採されている。

山門は木造、石瓦葺き、切妻造りの平屋建てである。この門の特長は、石瓦葺きであることで、幅約30センチ、長さ約1メートルのものを1面3段54枚、裏表合わせて108枚を用いて葺かれており、白隠禅師の考案といわれる。この地方では他に類例を見ないものである。

なお、松蔭寺と白隠禅師は、「ぬまづの宝100選」に選ばれている。

開山堂と山門が、平成28年8月に国の有形文化財に登録されている。

松蔭寺の位置
松蔭寺 開山堂と山門

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