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基準緩和サービス従事者養成研修について

2019年4月1日更新

沼津市の総合事業における基準緩和訪問サービス及び基準緩和通所サービス(1日デイサービス、半日デイサービス)では、人員基準が緩和され、雇用事業者が実施する研修(沼津市介護予防・日常生活支援総合事業基準緩和サービス従事者養成研修取扱要領に定める研修)を修了した者を従事者として雇用することができます。研修を行う事業者の皆さまは、下記各項目にしたがって従事者養成研修を実施してください。

研修実施の流れ

  • 雇用事業者で研修講師を決定し、研修受講者を募集してください。
  • 研修講師は、研修受講者に研修を実施してください。
  • 雇用事業者は、研修修了者に法人名、代表者名を記入し代表者印を押印した修了証書を交付してください。
  • 雇用事業者は、研修を実施した日の属する月の翌月末までに、市長寿福祉課に実施報告書を提出してください。

研修受講者について

受講者は基本的に同一法人または同一事業所に雇用される者とします。外部より受講者を受け入れる際に受講料(テキスト代等の実費を含む)を徴収する場合は適正な金額を設定してください。

研修講師の要件

介護福祉士、介護職員初任者研修等修了者、介護支援専門員、生活相談員、看護職員、機能訓練指導員、訪問介護員等の資格を有する者で、介護従事者としての十分な知識・経験があり、別表に定める履修内容の各項目に対して説明ができる者

研修カリキュラム

研修受講者が、以下の「目的」に沿って学べるよう研修を実施してください。(下記表の時間は目安です)

カリキュラム一覧
項目 履修内容 目的 時間
1 高齢者の現状、介護保険制度について 高齢化率等の現状や将来推計について説明を行い、地域包括ケアシステムの重要性を学ぶ。
介護保険制度と介護保険サービスの説明を行い、活動内容の理解を深める。
介護の目的の「自立」の視点について確認する。
60分
2 介護予防のポイント 要支援・要介護状態にならないためのポイントを伝え、支える側支えられる側両方の視点に立った健康づくりや介護予防に取り組むよう意識する。 60分
3 認知症について 認知症になってもだれもが安心して暮らせるまちを目指すため、認知症の方の心理・行動を理解し、具体的な接し方について学ぶ。 60分
4 高齢者のこころとからだの理解 老化に伴う心身の機能の変化と日常生活での影響・注意点を理解することで(高齢者福祉体験等活用)、高齢者の心にも体にも寄り添った対応方法を学ぶ。 60分
5 生活援助についての理解と活動先のサービスでのできることできないこと 「身体介護」と「生活援助」のそれぞれの意義について具体例を挙げ、理解を深める。 90分
6 マナーとコミュニケーション、傾聴の技法 社会人としての正しいマナーの振り返りを行う。共感、受容、傾聴的態度、気づきなど基本的なコミュニケーション上のポイントについて実技等を交えながら理解を深める。 60分
7 心構えについて 秘密保持、尊厳の保持の基本的な考え方、プライバシーの保護、虐待・身体拘束禁止、利用者本位と自立支援、リスクマネジメント、感染症予防の基礎知識等を学ぶ。 120分
8 緊急時の対応方法 利用者の健康状態の観察方法や、「緊急時」の定義と緊急時の対応方法について実技を交えながら学ぶ。 60分

書式一覧

実施要領

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このページに関するお問い合わせ先

市民福祉部長寿福祉課

〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4866
ファクス:055-935-0335
メールアドレス:chouju@city.numazu.lg.jp

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