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相談指導学級

2023年8月28日更新

1 開設の経過と目的

(1)経過
昭和56年度から、学校欠席を主訴とする小中学生を対象とした登校拒否児体験教室(愛称=はばたき教室)を毎月実施してきました。
平成3年度から、従来の体験活動に加えて、毎日、連続して通える居場所としての「長期はばたき教室」を実施してきました。長期はばたき教室は、期間を区切って(1か月を区切りに年間を3回)行いました。レクリエーション的な活動に、個別の自主学習の時間も設けました。
平成7年度から、常設の学級として「相談指導学級」を開設しています。

(2)目的

  • 児童生徒の心理的な回復並びに居場所としての安心感を高める。
  • 自己決定力の伸長を目指す。
  • 児童生徒の学校復帰や社会的自立を目指す。

2 運営について

相談指導学級は、沼津市相談指導学級実施要綱に沿って運営され、沼津市に在住又は沼津市に通学している小学生・中学生を利用の対象者とします。
相談指導学級の運営にあたっては、上記(2)の目的を念頭におき、不登校の要因の一端となっている「集団への不適応」「学習への不安」「学校そのものに対する抵抗感」「学校に行けないことに対する不安感」等の軽減を目指し、活動計画を作成します。
不安感等を軽減するためには、自信を回復することが必要と考えます。そのため、週日課にはゆとりを持たせ、日課にしたがった活動計画は各自が作成することとし、利用日数・時間、活動内容をできる限り自分で決定し、自ら決めたことを実行することで自信を持つように支援します。
また、子どもたちの活力を引き出したり自信を回復したりするための有効な活動として、日課の中に「ふれあい」という時間を設定し、レクや運動など他者との関わりのある活動を行います。
学習面については、通級生の学力や学習習慣が各々異なっており、一律に学習の補充をすることは難しいことです。しかし、個人的な課題に取り組むことで、学力の向上もある程度は期待できるものと考え、計画づくりの段階で相談に乗っていくよう配慮します。
さらに、学級での生活をより充実したものにするために、個別面接を随時行うようにしています。その他、研修で来所する教員と接する時間もあります。

3 開所日時・日課について

<開所日時>
月曜日~金曜日 9時~16時(年末年始・祝日を除く)

  • ※1時間、午前、午後、週1日だけなど、状況に応じた利用が可能です。

<日課>
9時 開所
9時~9時50分 学習1(個別)
10時~10時50分 学習2(個別)
11時~11時50分 ふれあい
11時50分~12時 午前の振り返り
12時~13時 昼食・休憩
13時~13時50分 学習3(個別)
14時~14時50分 学習4(個別)
15時~15時50分 学習5(個別)
15時50分~16時 午後の振り返り
16時 閉所

このページに関するお問い合わせ先

青少年教育センター

〒410-0881 静岡県沼津市八幡町97
電話:055-951-3440
ファクス:055-952-3300
メールアドレス:seisyonen@city.numazu.lg.jp

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