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宅地耐震化推進事業

2024年4月1日更新

宅地耐震化推進事業について

平成7年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)や平成16年の新潟県中越地震では、大規模に谷を埋めた盛土造成地で、地盤の滑動崩落(※)による被害が多発しました。
そのため、国土交通省はこのような地盤災害を未然に防止または軽減し、宅地の安全性を確保するために、平成18年に宅地造成等規制法を一部改正し、宅地耐震化推進事業を創設しました。
これに伴い沼津市では、平成20年度から第1次調査(大規模盛土造成地の把握)に着手し、この調査結果を基に、大規模盛土造成地マップを作成しました。

  • ※滑動崩落
    地震時に、盛土された土地の全体または大部分が、主として盛土底面部をすべり面として、旧地形沿って流動、変動または斜面下部方向へ移動することです。
活動崩落前、地震発生 滑動崩落後の様子のイラスト

大規模盛土造成地とは

国土交通省では、次のいずれかに該当するものを大規模盛土造成地と定めています。

大規模盛土造成地イラスト 谷埋め型大規模盛土造成地:盛土面積が3,000平方メートル以上のもの。腹付け型大規模盛土造成地:盛土前の地山の傾斜が20度以上、かつ盛土高さが5メートル以上のもの。

大規模盛土造成地マップについて

大規模盛土造成地マップの作成方法について

大規模盛土造成地は、市内全域を対象に、新旧地形図の重ね合わせや衛星画像の解析などから抽出しています。
また、地形図の精度の違いなどから、盛土の範囲などについては、誤差が生じている場合があり、マップに示されている大規模盛土造成地は概ねの位置を示したものになります。

大規模盛土造成地マップの公表について

市民の皆様に大規模盛土造成地が身近に存在するものであることを知っていただき、防災意識を高めていただくことを目的としております。
なお、このマップは、大規模盛土造成地の危険度を示しているものではありません。

社会資本総合整備計画の公表について

公表した大規模盛土造成地について、国の交付金(社会資本整備総合交付金)を活用しながら、箇所ごとの優先度を評価し計画的に進めるための第二次スクリーニング計画を作成し、市の総合的な防災対策の促進を図ります。

宅地耐震化推進事業に関するQ&A

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このページに関するお問い合わせ先

都市計画部開発指導課

〒410-8601 静岡県沼津市御幸町16-1
電話:055-934-4761
ファクス:055-933-1412
メールアドレス:kaihatu@city.numazu.lg.jp

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